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ガオライ日記

火車で携帯を失くす

初めて中国で旅行した時の事。
まだ渡中三ヶ月くらいで、何もかもが新鮮だった時。
でも実際は毎日がカルチャーショッでぼこぼこでした( - " -;)



私は南京って言ったらやっぱり大虐殺記念館に行かなきゃって思ってて
12月は一番行くのに向いてない日取りだったなんてこれっぽちも気付いていなかったのでした。


初めての列車、初めてのお泊りの旅!
私の頭はお花がさっきぱなしで浮かれ気分満点ヽ( ´ー`)ノ


こういう時のガオライは大体なんかやらかします(*´ェ`*)


列車の旅はとっても快適でした!
上海から南京までは大体三時間くらいだったでしょうか。



いざ南京到着! 、、、、とその時です!




携帯が無い!!!┏(|||`□´|||;;)┓



何で?? 何で無い?!


私の頭はもうパニック!
だってこっちって携帯高いんですよ~~ (~ヘ~;)


落ち着いてカバンの中を見てみてもやっぱり無い。
携帯を鳴らしてみてもどこからも音はしませんでした。



残る可能性は唯一つ・・・


電車に忘れたんだ!!!(゚Д゚;)


急げ!走れガオライ!
50m走10秒台の実力以上のものを今こそ発揮するのだ!
ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε┏(●´Д`●)┛




が、しかしもう気付いたこの時点で列車は動き始めていました。。。
再び乗車して見に行く事も出来ません。
旅の連れはもはや諦めモード。


同情して

「とりあえず駅員さんに聞いてみよう(o・_・)/(ノ_<。) 」

って言ってくれました。


日本でだって電車で携帯なんて落としたら戻ってこないでしょ?

失礼ながら私は、もし列車の中で見つかったとしても駅員さんが正直に
見つかった旨を報告してくれるかってのも半信半疑でした。

だってこの国は人の携帯パクって売りさばいた金でご飯食べてる泥棒が少なくは無いだろうし。
その当時まだ新しかったその携帯はきっとそれなりの値で売れる代物だったんです。


駅員は言いました

「あの電車は南京西駅に着いたらまたここ南京駅に帰ってくるからここで待ってなさい」


え、え、そうなの!?( ゚Д゚)


私はてっきり火車ってのは全部長距離で最後には地の果てまで
走りぬくもんだとばっかり思ってました(笑)


そんなお隣の駅が終点の列車だったなんて!


私は胸躍らせながら待ってました。
何だかこの時点でもう見つかったぐらいの気分で(*~∇~)ノ


でもよく考えたら
電車に落としたって言う保障も、落としててもそれが電車に残ってるって言う保障も
どこにもないんですよね・・・
私が携帯落ちてたらとりあえず拾いますもん(笑)


大体30分くらい待ったでしょうか。
その間何回も駅員さんに携帯発見の有無を確認して嫌な顔をされ
だんだん飽きてきて待合室の電話で遊び始めたちょうどその頃(笑)


駅員が入ってきました!
でもやっぱり手には携帯を持ってません。
電話で遊んでいた所を見られ気まずかったガオライは挨拶程度に聞きました。


「携帯あった?」


「あぁ、あったよ」



早く言えよ!!!凸(´Д` )ヌヲォォォォーーー



いくら待合室で携帯失くした記念の撮影会やってたからって
心の中はあるかどうか心配でバクバクしてたんだから!!



「その後、針金が巻きつけられた携帯到着!!,,,(((*≧∇)乂(∇≦*))),,,
針金の先には「落し物」みたいなことが書いてあったと思われます。


この当時、留学三ヶ月目で中国にも少し慣れ嫌な所が見え始めた時期でしたが
この事件をきっかけにこの国でもうちょっとがんばって見ようかと思った単純なガオライでした。




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